乳量が減るなどの症状も 牛の「ランピースキン病」 福岡の農場で国内初確認

牛の感染症である「ランピースキン病」が、国内で初めて福岡県の農場で確認されました。県は、周辺の農場にワクチンの接種を命じました。

福岡県によりますと、今月6日以降、糸島市とその周辺の8つの農場で、乳牛が「ランピースキン病」に感染しているのが確認されました。

牛の感染症である「ランピースキン病」は、皮膚にしこりができ、乳量が減るなどの症状が出るものですが、致死率は1%から5%と低く、多くは自然治癒するということです。

福岡県は、まん延防止のため、発生した農場から半径20キロ以内で飼育されている牛にワクチンを接種するよう命じました。

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