「屋根の点検 飛び込み営業にご注意を」“リフォーム詐欺”被害相談2.5倍に 警視庁が注意呼びかけ

戸建て住宅を中心に屋根の無料点検などを装って不要な工事契約を結ばせる「リフォーム詐欺」の被害が相次いでいて、警視庁が注意を呼びかけました。

警察官
「屋根の点検をはじめとする飛び込み営業にご注意ください」

警視庁はきょう、屋根の無料点検を装って不要な工事契約を結ばせ金をだまし取る「リフォーム詐欺」に注意するよう、都内の住宅街でステッカーを配布するなどして注意を呼びかけました。

警視庁によりますと、「屋根が壊れているので修理した方がいい」などと言って突然、業者が自宅を訪れるなど、「リフォーム詐欺」と疑われる相談は急増していて、去年1年間の相談件数はおととしのおよそ2.5倍にのぼったということです。

悪質リフォーム業者の特徴として、▼住人の心配をするフリをして「早急に工事をしないと通行人や近所に迷惑がかかる」などと不安を煽って契約に持ち込んだり、▼屋根修理の契約を結んだ後、外壁の補修など追加の工事も契約させようとしたりするということです。

警視庁は「屋根の点検をはじめとする飛び込み営業が来た際には点検させないように、契約しないようにして欲しい」としています。

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