気象庁「十分な熱中症対策を」 5月~7月の気温は全国的に高くなる予想

5月から7月までの向こう3か月間の気温は全国的に高くなると予想され、気象庁は十分な熱中症対策をとるよう呼びかけています。

気象庁 大気海洋部異常気象情報センター 田中昌太郎所長
「全国的に高温が予測されておりますので、十分な熱中症の対策をお願いいたします」

気象庁はきょう、5月から7月まで、向こう3か月間の天候の見通しについて発表しました。それによりますと、日本列島は暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に高くなると予想されます。

向こう3か月の気温が平年よりも高くなる確率は北日本で50%、東日本と西日本でそれぞれ60%、沖縄・奄美で最も高く70%となっています。

気象庁は全国的な高温が予想されるとして、十分な熱中症対策をとるよう呼びかけています。

一方、雨の降る量については、前線や湿った空気の影響を受けやすく、向こう3か月は西日本太平洋側と沖縄・奄美で「平年並みか、多い」となっているほかは「ほぼ平年並み」と予想されます。

梅雨前線の活動が、西日本から沖縄・奄美を中心に活発となる時期もある見込みで、気象庁は事前に自治体等のハザードマップを確認するよう呼びかけています。

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