福井市副市長を書類送検=公募情報を漏えい疑い―県警

福井市の介護サービス事業者選定を巡る情報漏えい疑惑で、福井県警は4日、業者に情報を漏らしたなどとして、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で、同市の小寺正樹副市長(59)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとみられる。
県警は業者側の担当者だった元市職員の70代男性も同法違反(そそのかし)容疑で書類送検した。
副市長の送検容疑は2022年度に同市が行った介護福祉サービスの事業者の公募で、参加を予定している事業者などの情報を元市職員に漏らした疑い。
同市の西行茂市長は「市民や職員の皆さまに心配をお掛けし、大変申し訳ない」などとコメントした。

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