自室で死亡と虚偽検案書=保険金詐取疑い、3人逮捕―大阪府警

生活保護受給者の70代男性が自宅で死亡したとする虚偽の死体検案書を保険会社に提出し、室内の清掃費用などに支払われる保険金100万円をだまし取ったとして、大阪府警は25日、詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで、保険代理店「ブリュレ」(大阪市北区)の実質経営者、高山泰和容疑者(56)=同市生野区=ら3人を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は2020年2~9月、死亡すると遺品整理や清掃などの費用が支払われる保険契約を結んだ男性が、自宅で亡くなったと保険会社に報告。死亡場所などを偽造した死体検案書の写しを提出し、保険金100万円をだまし取った疑い。
府警捜査2課によると、男性は大阪市内の集合住宅を借り、独り暮らしだったが、20年2月に路上で死亡していた。
同課によると、ブリュレは18~22年、男性を含む17人について同種の保険金を請求し、約1000万円を得ていたという。このうち16人は生活保護を受給していたといい、同課は生活保護受給者を囲い込んで、保護費を徴収する「貧困ビジネス」の可能性もあるとみて調べる。

ジャンルで探す