「資格がとれたら正社員にしてあげる」→ 実際になったら「昇給もなければ、ボーナスは1桁」で絶望した女性
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給料が安いくせに激務というブラックな職場がある。千葉県の40代前半の女性は、職場の保育園がブラックだと明かした。入社当初は、保育士の資格を持っていなかった女性だが、「資格がとれたら正社員にしてあげる」と言われ独学で保育士試験の勉強を始めた。
「フルタイムで、他の人たちより長く働き、帰って家事育児をしつつ勉強。寝落ちの毎日……数年かけてようやく念願の正社員に」
ところが理想と現実のギャップを知り、ショックを受けたのだった。(文:長田コウ)
「子育て支援は保育士に業務増の泣かせの政策でしかない」
女性は正社員になれば収入が上がると思っていたようだが、
「毎年昇給もなければ、ボーナスは1桁。一年目だから……と、年々上がると期待していたが数百円程度しか上がらず。挙げ句、3回あったはずのボーナスの1回が何の告知もなくなくなり……」
昇給しないだけでなく、正社員の楽しみであるボーナスが10万円にも満たず、翌年も数百円しか上がらなかったら、がっかりするのは当然だろう。物価高に加え、子どもが来年受験を迎えるそうで、教育費がさらにかかる。そのため、もっと給料が高い職場に移ることも検討中だという女性は最後に、職場と政府に対する不満をこぼした。
「イベントが大好きで、力をいれるのは良いが、職場の負担でしかなく、日々の生活も休憩時間なんてない。世間は子育て支援推ししているが、働いていないのに、保育園を活用しての子育て支援は、保育士に業務増の泣かせの政策でしかならないと思っている」
日々、葛藤しながら働いている女性。一刻も早く、状況が改善されることを願う。
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09/09 06:00
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