幽霊が激怒!? 「交通事故の場所を教えて欲しい」と言われた女性、間違った場所を教えてしまい……
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【夏の怪談特集】幽霊が存在するかどうかは別として、実際にそれっぽいものを見たらかなり怖いだろう。50代後半の女性(専業主婦)は自身が経験した不思議な出来事について語った。(文:真鍋リイサ)
「昔家の近くで死亡交通事故があった。多分四十九日頃、男の人が家に来て交通事故の場所を教えて欲しいと言われたので、6本目の電柱のところだと教えてあげた」
「誰かが居間にいる」背中に感じた視線の正体は…
男の人に道を教えたあと、女性は部屋で昼寝をした。起きたら喉の渇きを感じ、キッチンへ向かった。
「キッチンで水を飲んだが、外の天気はいいのに何故か家のなかは薄暗く妙に寒いことに気づいた」
いつもとは違う妙な雰囲気に気づいた女性だったが、その後さらに不気味な体験をすることになる。
「後ろを振り返ると隣の居間のソファに男の人が座っていた。あまりにびっくりして『え!』と声をあげるとその人がこっちを見た。額が割れていて顔が血だらけだった。そこで目が覚めた。夢だった」
ところが話はここでは終わらない。
「自分の部屋から出て喉が渇いていたのでキッチンで水を飲んだ。窓から見る外は明るいのに何故か家の中は薄暗く寒かった。背中に視線を感じて誰かが居間にいるのが気配でわかった。そのまま外に飛び出した」
夢で見た時と同じような状況になり、恐ろしさのあまり家を飛び出した女性。しかしその恐怖体験には理由があった。
「家の外は明るくて安心したが、家にいる何かに腹が立ってきた。『親切にお参りの人に事故現場を教えてあげたのになんで出てくるんだ!』と思ったところで気がついた。事故現場は私の言った6本目じゃなくて7本目の電柱だった」
事故現場を間違えて教えてしまったために、その何かが伝えに来たのだろうか。
「いっぱいお花が供えてあったので私が教えた人も気がついたと思うけど。多分適当なことを言った私に怒ったんだと思う。現場に行ってお参りして謝って帰ったら家の中は普通に戻っていた。それからは何も起こらなかった」
幽霊の多くが見間違えと言われる。この女性の場合、夢と同じ内容の恐怖体験をしたというが、目が覚めたと思っていたら、実はまだ夢の中にいたという可能性はないだろうか。
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07/24 06:00
キャリコネニュース