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脱炭素化、再生可能エネルギーへ移行の流れ…太陽光発電が発電コスト最安値に

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。7月13日(火)放送の「FLAG NEWS」では、2030年の発電コストの試算で最安と予想された“太陽光発電”について意見を交わしました。

◆2030年は原子力よりも太陽光発電が安くなる!

経済産業省が示した2030年時点の発電コストの新たな試算では、太陽光発電が最も安くなる見通しとなりました。前回、2015年の試算で最も安いとされた原子力発電は、今回の試算では安全対策費が膨らみ、1キロワットアワーあたりの発電コストが1割程度増の11円台後半以上に。

一方、脱炭素化で導入量の増加が見込まれる太陽光発電はコストが下がり、事業用で8円台後半から11円台後半と最も安くなる見通しとなりました。再生可能エネルギーの導入に、追い風となりそうです。

◆期待の太陽光発電、今後の課題は?

今や再生可能エネルギーに切り変えないと国際競争に勝てない時代に突入するなか、食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは「これは明るいニュース」と注目。太陽が出ていないときの補い方など、まだまだ課題は山積しているものの、「最安値で原子力よりも下がったのは、とても喜ばしい」と言います。

キャスターの堀潤は、太陽光に原子力、さらには風力発電などさまざまな電力を組み合わせて一帯運用を可能にしているヨーロッパを引き合いに、日本はその組み合わせに課題を抱えていることや、アジア各国との電力共有ができていない点を指摘。どこから進めていくべきなのか、長内さんに問うと「日本はまだ(電力の組み合わせの)最適解が出ていないので、まずはそこを探し、なおかついろいろな個人や団体が取り組んでいければ」と理想を語ります。

堀によると、河野行政改革担当大臣のもとには産業界から再生可能エネルギーの比率を増やす規制緩和を求める陳情が次々に届いているそう。というのも、アメリカの企業は原子力・石炭を使っている企業とは「取引をしない」と言い、すでにサプライチェーンが悲鳴を上げているから。その一方で、堀はこれまで原子力・石炭で生計を立ててきた方々の今後を危惧すると、長内さんも「思うところはある」と言いつつ「シフトしていかなければいけない」と主張。「いろいろな立場の人がいることを行政、民間含め理解した上で受け入れていかないといけない」と言います。

キャスターの田中陽南も、太陽光が最安になったことについては「とても明るいニュース」と言いながらも「太陽光発電には広大な土地が必要であり、当然脱炭素化は地球にとって大事ですが、そのために森林を伐採してしまっては元も子もない話なので、より具体的に考えてほしい」と望んでいました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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