23区最高齢 83歳花川北区長が出馬表明

 北区の花川区長83歳が4月に予定されている区長選に5期目を目指して出馬する意向を明らかにしました。現在、4期目を務める花川区長は2月26日開かれた区議会で人口の増加など一定の成果を上げることができたとした上で、「引き続き区政を担いたい」と区長選に立候補する意向を明らかにしました。


 また花川区長は「今後も、これまでの基盤を礎に魅力あふれるふるさと北区を作って参りたいと決意している」と述べました。花川区長は北区議会議員と都議会議員を経て2003年に初当選して以来、4期16年間、務めていて23区の現職区長の中で最高齢で改選を迎えます。花川区長は「そんな年に見えますか?自分でそう思いながら365日、1日も休んだことがない。積み重ねてきた実績と経験は区政推進の大きな原動力になると考えている」と述べました。

 花川区長の出馬表明に対し、次の区長選挙への出馬に含みを持たせている音喜多都議は「やはりいま高齢多選が必ずしも悪いわけではないと思うが、北区については高齢多選の弊害が大きく出ていると思う。これ以上いまの区長が続投するのが正しいのかどうかについては疑問を覚える。新しいチャレンジをする政治家が必要ではないかと感じている」「今は都議会議員の職責に集中し、区民と話し合いながら出馬を検討したい」と話しました。

 投票日までは、2カ月ほどです。そして、同じ日に23区のうち11の区で区長選があります。区長選があるのは中央区、文京区、北区、大田区、世田谷区、渋谷区などとなっています。

 そして、現職の23区の区長を年代別でみると40代が3人、50代が5人、60代が3人、70代が9人、そして80代が3人で、最年少は渋谷区長の46歳、最年長は北区長と江戸川区長の83歳です。平均年齢は67歳で、最も長い期間区長に就いているのは、8期の中央区・矢田区長78歳です。

 現職の80代の区長3人のうち4月の選挙に、北区と豊島区の区長は出馬を表明している一方、江戸川区の多田区長は不出馬で引退の意向を示しています。

 また過去には、さらに高齢の区長もいました。1968年から6期務めた江東区の小松崎元区長は88歳で引退しました。小松崎元区長は、杉並区などのごみが区内に運ばれてくることに反発し、ヘルメット姿で住民の先頭に立って搬入を阻止するなど下町の名物区長として活躍しました。

 この機会に自分の住んでいる区の区長の実績や、候補者の政策を調べてぜひ投票に行ってほしいと思います。

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