手足に拘束具の男性遺体は40~50代か 目立った外傷なく死因不詳

死亡している男性が見つかったホテル周辺には規制線が張られていた=2024年11月17日午前11時41分、大阪市天王寺区、岡田真実撮影

 大阪市天王寺区のホテルで16日夜、手足に拘束具が付けられた状態で見つかった男性の遺体について、男性は40~50代で、ホテル入室の約1時間後に死亡したとみられることが大阪府警への取材でわかった。府警は男性と一緒にホテルに入室後、1人で退出した人物の行方を調べている。

 捜査1課によると、司法解剖の結果、男性に骨折などの目立った外傷はなく、死因は不詳だった。室内に小銭入れや携帯電話はあったが、男性の身元がわかるものは見つかっていないという。

 男性は16日午後7時ごろ、別の人物と2人で入室。午後8時ごろ、この人物がホテルを退出したのが目撃されており、男性はこのころ死亡したとみられるという。府警はこの人物が詳しい事情を知っているとみて捜査している。

 府警によると、男性は下着姿でベッド脇に倒れ、両手足に革製の拘束具が付けられた状態で見つかった。(田添聖史)

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