観光船を処分しやすくなる?違反点数制度の導入を検討 沈没事故教訓

国土交通省=東京都千代田区、2018年11月15日撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUI(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省が小型観光船の行政処分について、違反点数の累積制度の導入を検討していることがわかった。運航会社が軽微な法令違反を繰り返した場合でも行政処分の対象にしやすくして、厳罰化と事故の防止につなげたい考えだ。

 国交省は、事故の再発防止を議論する有識者検討会で近く具体策を示し、導入に向けて議論する見込み。

 観光船に関する行政処分は、事業の停止や許可取り消しがある。処分の基準は非公表で、複数の違反があった場合は総合的に勘案して処分を決めることになっており、現状では軽微な違反を重ねても処分にいたらないケースがあるという。

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