緊急事態宣言 11都府県に発令中

三重県が独自の緊急警戒宣言 3市の飲食店に時短要請

三重県庁=津市広明町

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、三重県は14日、県独自の緊急警戒宣言を出した。愛知県との往来が多い桑名、四日市、鈴鹿の3市にある酒類の提供や接待を伴う飲食店に対し、18日から営業時間を午後9時までに短縮するよう要請。県民には生活の維持に必要な場合を除き、県境を越えた移動を自粛するよう求めている。宣言の期間は2月7日まで。

 県によると、時短に応じるか、期間中に休業する飲食店に対しては、1店舗1日当たり4万円の協力金を支給する。鈴木英敬知事は14日の記者会見で「県内で爆発的な感染拡大を食い止めるため、今がまさに瀬戸際だ」と述べ、県民や事業者に協力を求めた。(大滝哲彰)

 三重県と同県四日市市は14日、10歳未満~90代の男女28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、すでに感染が確認され、県内の医療機関に入院していた50代男性が13日に死亡したと、四日市市が発表した。県内の感染者数は延べ1672人、死者は計23人になった。

 県によると、県内の介護施設で勤務する名張市の40代女性職員が感染。県は、施設の利用者や職員ら約20人を対象に検査する。

 また、津市の50代無職女性と同居家族の10代女子中学生は、家族、親族、知人ら20人超が参加する食事会に同席していた。県は、食事会の参加者を濃厚接触者として検査する。

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