農業高生プロデュース レストランがプレオープン そばと野菜を提供 兵庫・加西

ゆったりとくつろげる雰囲気の店内=加西市北条町北条

 播磨農業高校(兵庫県加西市北条町東高室)の生徒らがプロデュースするレストラン「はりまのちっちゃな台所」が14日、加西市北条町北条でプレオープンした。そばと野菜を提供し、旧市街地の活性化に向けて幅広い世代の女性や住民がくつろげる場を目指す。27日からは本格的に営業を始める。(森 信弘)
 2016年から同高生有志と市、市民団体「はりまのちっちゃな台所サポート委員会」が進めてきたプロジェクトで、経営者は公募で決めた。メニューは同高産など地元の食材を取り入れる。
 店は、空き店舗を改装。国の補助金や「クラウドファンディング」で資金を集め、自分たちも壁を塗るなどの作業をした。店内はゆったりした造りで、木のぬくもりを感じさせる。子どもが遊べる「キッズスペース」を中心に置き、授乳ができる部屋も用意した。
 同高でソバ栽培やそば打ちに取り組んでいることなどから、そばを出すことに。現在のそば粉は他県産だが、今秋ごろから同高産も混ぜていくという。
 プレオープンは26日までで、午前9時〜午後4時(日曜定休)。店内では同高や地元で作った農産物を販売する。ランチは午前11時半からで限定30食。市内産トマトを使った冷やしそば(700円)やキノコのそば、かけそばなどが選べ、500〜700円という。
 15日午前10時半からは、同高生らがキュウリとニンニクを販売する。なくなり次第終了。店を経営する深田美香さん(46)=加西市=は「地元の人に愛される店にしたい。高校生や私たち、年配の人と3世代交流ができるような空間になれば」と話している。
 27日以降も営業時間、定休日は同じ。プレオープン中の問い合わせは同店TEL080・6141・1151

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