三重・鈴鹿の強盗殺人、被害者バッグを岐阜県内で発見…火をつけられ中から身分証や財布
三重県鈴鹿市で今月3日、ブラジル国籍の工員アイハラ・アルメイダ・ロゼリさん(46)が殺害され、所持品が奪われた事件で、ロゼリさんの身分証入りのバッグが岐阜県内で燃やされた状態で見つかったことが捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、岐阜県内で4日、バッグが燃えているのを通行人が発見。通報を受けた同県警の警察官が、バッグ内から、ロゼリさんの身分証や財布をみつけて三重県警へ連絡した。
県警は23日、別居中の夫プラテス・アルメイダ・デメルソン容疑者(48)(三重県四日市市)ら3人を強盗殺人容疑で逮捕した。捜査関係者によると、3人は容疑を否認しているという。
ロゼリさんは夫らから日常的に金を無心されるトラブルなどを抱えていたという。県警は夫らがロゼリさんからバッグを奪い、証拠隠滅のため燃やした可能性があるとみて捜査している。
05/26 22:07
読売新聞