市縁組センターでの婚姻成立ゼロ…「人を介し相手を見つけたい女性少なくなった」

婚活支援事業をテーマに市議らが意見交換した(13日、真岡市役所で)

 栃木県の真岡市議会は13日、市民の出会い・結婚を支援している「市縁組センター」の結婚相談員を招き、議会報告会(意見交換会)を開いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響か、今年度はセンターを介した婚姻成立が一件もないなど、厳しい実態が浮き彫りになった。

 同市議会は今年度の議会報告会を、多数の市民を対象とせず、常任委員会単位で、関連する課題解決を担う団体などを対象に開くことにした。この日は総務常任委員会が企画した。

 センターは1986年に市が開設した。報告会には飯村典子会長(71)ら相談員6人が出席。鶴見和弘・総務委員長らが「今と昔の婚活の違いは」「コロナ禍での婚活は」などと質問し、意見交換した。

 飯村会長らは、女性の登録者数が年々減少し、男性の半数以下になっている現状を挙げ、「出会いがインターネットでも可能になった。人を介して相手を見つけたい女性は少なくなっている」などと分析した。

 事務局の市市民協働推進室によると、登録者は昨年末現在で男性128人、女性56人。今年度お見合いに至ったのは29組と、5年前の82組と比べ激減している。センターは女性の登録者を増やそうと、2月5日に初めて女性限定の結婚相談会を実施するなど、対策に乗り出している。

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