中学女子「いじめられてた」と遺書、校舎から転落死…調査の第三者委が初会合

委員会の冒頭、あいさつをする山田教育長(中央)(25日、燕市水道町の市中央公民館で)

 新潟県燕市の中学校で9日に女子生徒が「いじめられてた」と書いた遺書を残して校舎から転落死した問題を受け、いじめの有無などを調査する同市の第三者委員会は25日、市内で初会合を開いた。市教育委員会の山田公一教育長が冒頭、「大切な生徒の命を守れなかったことをおわび申し上げる」などと陳謝。年度内の報告書のとりまとめを目指し、事実関係の精査や再発防止策を検討する。

 第三者委の委員は弁護士や医師など6人で構成され、この日は4人が出席。冒頭を除いて非公開で、約2時間行われた。

 会合後、報道陣の取材に応じた吉沢克彦委員長(新潟清心女子中学・高校特別顧問)によると、会合では、市教委から初期調査の結果などが示された。委員からは、教職員への聞き取り調査の追加実施や、女子生徒の心境がより詳細にわかる資料の提示を求める声が上がったという。

 吉沢委員長は「本当に痛ましい出来事。一人のお子さんが死に至った意味や理由を、その子のためにも、新たなことを起こさないためにも、しっかりと明らかにしたい」と述べた。

 会合は今回を含めて年度内に7回予定されており、次回は12月16日。

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