リニア地下トンネル、品川で試掘を開始…地表の振動や地下水への影響を調査

 リニア中央新幹線の地下トンネル工事を巡り、JR東海は14日、地下40メートルより深い「大深度地下」の掘削を安全に実施するため、東京都品川区の自社敷地内や隣接地でシールドマシンによる試掘を始めた。半年かけて地下約80メートルを約300メートル掘り、地表の振動を計測するほか、地下水への影響を調べる。

 同社は今年度中に地下トンネルの掘削に着手する予定だったが、昨年10月、東京都調布市の市道が同じ大深度工事の影響で陥没した問題を踏まえてスケジュールを見直し、安全な工事の進め方を検討していた。試掘の結果、安全性が確認されれば、2022年度以降に本格的な掘削を進める方針。

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