25年以上前の中学教員わいせつ、調査中は出勤させず…教壇に立つのは不適切
札幌市立中学生の頃から性的被害を受け続けたとして、東京都の写真家石田郁子さん(43)が男性教員の処分を市教育委員会に求めている問題で、市教委は、調査が続く間、この教員を出勤させないことを決めた。
市教委は、性的被害を認めた先月の東京高裁判決を受けて教員を調査しており、今後、処分の可否を検討する。市立中学校は15日に始業式を迎えるが、調査中の教員を教壇に立たせるのは適切ではないと判断した。市教委は、石田さんの要請を受けて2016年にも調査したが、教員が否定して被害を確認できなかった。この際は出勤を認めていた。
01/15 07:27
読売新聞