「はれのひ」被害者も門出、業者支援で振り袖で

 横浜市の成人式が14日、横浜アリーナで開かれた。昨年は式直前に突然、着物販売・レンタル「はれのひ」(横浜市中区、破産)が営業を停止し、晴れ着を着られない出席者が続出。当時から契約済みだった今年の新成人は周囲の支援を受けて門出を迎えた。

 約30万円でレンタル契約を同社と結んでいた横浜市南区の大学1年鉄井菜々子さん(20)は「スーツで出席することも考えた」と1年前を振り返る。支援に乗り出した呉服業者から無料で振り袖を借りることができ、「母の喜ぶ顔を見ることができた」と笑顔を見せた。

 神奈川県横須賀市の大学2年太田菫(すみれ)さん(20)、茜さん(20)の双子姉妹も別の業者から無料レンタルと着付けの支援を受けた。茜さんは「本当にありがたい」。菫さんは「私も困っている人を支えられる大人になりたい」と誓いを立てた。

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