失踪の元実習生が不法就労仲介、難民申請も指南

(写真:読売新聞)

 カンボジア人の外国人技能実習生に不法就労をあっせんしていたブローカーの男(27)が入国管理当局から入管難民法違反(不法就労助長)容疑で摘発されていたことが関係者の話でわかった。男も同国人の元実習生で、実習先から失踪後、フェイスブック(FB)で募った実習生らに仕事をあっせんし、難民認定申請も指南。1人あたり25万円の謝礼を要求していた。

 関係者によると、入管当局は今年7月、実習先から失踪後、埼玉県上尾市の工場で働いていたカンボジア人の元実習生9人を同法違反(資格外活動)容疑で摘発。その供述などからブローカーの男の存在が浮上し、入管当局は翌8月に男を摘発した。男も難民申請していたが、摘発後に申請を取り下げ、強制退去となった。

 男は2014年8月に来日。岐阜県内の実習先で鉄筋工として働いていたが、知人のカンボジア人男性に誘われ、16年3月に失踪した。給与の低さや職場の人間関係に不満があったのが理由だった。

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