東京地方で木枯らし1号 昨年より1週間近く早い発表

立冬の今日7日(木)、気象庁は東京地方で木枯らし1号が吹いたと発表しました。昨年に比べて1週間近く早い発表です。

冷たい北風で晴れていても肌寒い

今日7日(木)の日本付近は一時的に冬型の気圧配置となっています。

関東では北部から南部に強風の範囲が拡大し、東京都心では11時過ぎに「木枯らし1号」の発表基準を満たす8m/s以上の最大風速を観測しました。東京地方の木枯らし1号は昨年に比べて6日早い発表です。

冷たい北風の影響で、晴れているにも関わらず、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では「肌寒い」の回答が多く届いています。

風の強い状況は夕方にかけて続く見込みです。日が傾いてくると、より風が冷たく感じられるようになります。風を通しにくい上着などがあると良さそうです。

東京地方の「木枯らし1号」の発表基準

東京地方における「木枯らし1号」は、以下の4点を目安に気象庁が総合的に判断をして発表を行います。

1:期間は10月半ば~11月末までの間
2:気圧配置が西高東低の冬型となって季節風が吹くこと
3:東京における風向が西北西から北
4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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