近畿や北陸など10月下旬でも真夏日 沖縄と変わらない暑さに

今日23日(水)は日本海の低気圧に向かって南から暖かな空気が流入し、季節外れの暑さになった所があります。近畿や北陸などでは30℃以上の真夏日となりました。

兵庫県淡路市は10月として最も高い気温に

低気圧が発達しながら日本海を進んでいて、上空1500m付近で+15℃以上の夏の終わり頃の暖気が流れ込んできました。山越えの風によりフェーン現象が発生した北陸や、昼頃に日差しが届いた近畿などで特に気温が上がっています。

15時00分までの最高気温が全国で最も高かったのは兵庫県淡路市・郡家と沖縄県北大東村で31.1℃まで上昇。郡家は10月として観測史上1位を更新しました。そのほか、大阪府堺市で30.6℃、石川県小松市で30.1℃と統計開始以来、最も遅い真夏日になっています。

関東でも南風が吹き込んだ千葉県内で気温が上昇し、館山市で29.0℃、千葉市で27.5℃など季節外れの陽気です。

明日は季節外れの暑さ落ち着く

明日24日(木)は北寄りの風に変わる所が多く、晴れても今日ほどは気温が上がりません。最高気温は大阪市で今日に比べて5℃低い25℃、金沢市は6℃も低い22℃の予想となっています。

そのほかの西日本や東海、関東は25℃前後、北日本は20℃前後で、沖縄以外で30℃以上の真夏日になる所はない見込みです。過ごしやすい陽気の所が多くなります。

この所、日毎の気温変化が大きくなっていますので、体調を崩さないようご注意ください。

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