次の週末は大きく季節前進 北海道に雪が降るくらいの寒気

次の週末は大きく季節が前進します。19日(土)頃に前線が通過したあと強い寒気が南下する見込みです。北海道の内陸部では雨が雪に変わる所があるかもしれません。

西日本、東日本も気温が下がる予想

19日(土)は日本列島を前線が通過し、広い範囲で天気が崩れる予想となっています。雨や風が強まって荒れた天気になる所がある見込みです。

前線の北側には強い寒気があって、20日(日)になると北日本を中心に流れ込んできます。特に北海道の上空1500m付近には平地で雪の降る目安となる−6℃以下の寒気が南下する予想です。まだ、地上気温が高いためこれだけの寒気に覆われても雪にはなりにくいものの、標高の高い所では雨が雪になってもおかしくありません。

気圧配置も等圧線が縦に何本も並ぶ冬のような形になり、一気に季節が前進する形になります。週の中頃には30℃前後まで気温が上がる西日本から関東でも、20日(日)は最高気温が20℃前後に留まる予想で、気温変化が大きな一週間です。

北海道は峠道で冬用タイヤが必要になる可能性があります。現時点では寒気がどの程度南下するかの予測に関しては、不確実性が大きくなっていますので、最新の情報を確認しつつ、早めに準備を進めるのが良さそうです。

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