台風17号(チェービー)は足早に北上 10月1日頃に関東沖を通過

9月28日(土)9時現在、台風17号(チェービー)はマリアナ諸島を進んでいます。今後は北寄りに進んで小笠原諸島近海を通過した後、10月1日(火)頃に関東沖に達する見込みです。

▼台風17号 9月28日(土)9時
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s



進路によっては関東に影響も

台風17号は明後日30日(月)頃に小笠原諸島の西を通過する予想となっています。父島や母島では高波や強風、一時的な強い雨に注意が必要です。

その後はやや東寄りに進路を変えながら北上を続け、暴風域を伴いながら10月1日(火)頃に関東の東の海上を通過するとみられます。

台風17号は比較的小さいため影響範囲が狭く、予報円の中心付近を通った場合は、沿岸部の高波や一時的な風の強まりなど、影響は限定的です。ただ、陸地よりに進んだ場合は雨雲の一部が伊豆諸島や関東の一部にかかることが考えられます。

わずかな進路の違いで影響が大きく変化しますので、今後の情報に注意をしてください。

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率が3%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)
 岩手県     3 %
 宮城県     3 %
 福島県     5 %
 茨城県     9 %
 栃木県     4 %
 群馬県     3 %
 埼玉県     5 %
 千葉県     10 %
 東京都
  東京地方   5 %
  伊豆諸島北部 6 %
  伊豆諸島南部 19 %
  小笠原諸島  7 %
 神奈川県    6 %
 山梨県     3 %
 静岡県     5 %

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風17号の名前「チェービー(Jebi/제비)」は韓国が提案した名称で、つばめ(燕)のことをさす朝鮮語からとられています。


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