石川県の大雨特別警報は警報に切替 雨が落ち着いていても災害に警戒

石川県に発表されていた大雨特別警報は、22日(日)10時10分に警報に切り替わりました。現在、特別警報の発表されている地域はありません。

いったん雨が落ち着いていても、土砂災害や河川の洪水などの危険度は当面高い状態が続くため、警戒を続けてください。

48時間雨量が450mm以上の記録的豪雨

石川県内は記録的な大雨となり、10時00分までの24時間雨量は輪島市で412.0mm、珠洲市で315.0mmを観測。48時間雨量は輪島市で498.5mm、珠洲市で392.0mmといずれも観測史上1位を更新しました。輪島市の9月1か月の平年雨量が214.5mmですので、48時間で2倍以上の雨量になります。


土砂災害の危険度は依然として高くなっているところが多く、警戒レベル4の「避難指示」が発令されている自治体があります。

激しい雨はいったん落ち着いているところもありますが、再び強まることも考えられるので警戒は緩めないようにしてください。

河川氾濫や土砂災害には引き続き警戒を

石川県ではこれまでに降った雨により河川が増水しています。普段より水位が高く、流れも速くなっていますので、決して様子を見に行ったりしないでください。浸水しているところでは道路と川の境がわからなくなるなど大変危険です。

もし自宅が浸水などの被害に遭ってしまった場合は、清掃や消毒、身支度などを適切に行い、感染症予防に努めましょう。



また、地盤が緩んでいることにより土砂災害の危険度も高まっています。市町村から発表される避難情報をよく確認し、傾斜地など土砂災害の発生するおそれのある地区には近づかないようにしてください。

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