三連休も関東以西は残暑と天気急変に注意　沖縄は台風接近の可能性

三連休中の予想天気図を見ると、日本付近には前線が描かれています。東北を中心に影響を受けるとみられ、東北や北陸は雲が広がりやすい見通しです。局地的な強雨や雷雨に注意してください。

関東から西日本は高気圧の圏内で、日差しの届く日が多くなります。9月も中旬になりますが、暑さは収まる気配がありません。昼間は連日30℃を超える予想で、大阪市や福岡市など35℃以上の猛暑日を予想している所もあります。真夏を思わせる暑さになるため、引き続き万全な熱中症対策を行ってください。

また、南からは湿った空気の流れ込みやすい状況が続きます。高知県や宮崎県など西日本太平洋側や、関東北部など内陸山沿いを中心に雨雲の発達に注意が必要です。東京都心など関東南部も、特に14日(土)は平野部を含めて雷雨の可能性があります。

10日(火)15時現在、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。

暴風域を伴わない程度の勢力で北上する予想となっていますが、14日(土)〜15日(日)頃にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海に進む可能性が高くなっています。進路次第では三連休中に荒れた天気となるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。

北海道は前線の北側にあたり、三連休中は秋の空気に覆われる予想です。大きな天気の崩れはなく、行楽日和となります。

朝晩は肌寒く感じられることがある一方、昼間はカラッとした暑さになり一日の寒暖差が大きくなりますので、体調管理をしっかりと行ってください。