猛暑日100地点以上は24日連続　振替休日の明日も暑さは休みなし

西日本、東日本は朝から晴れて、強い日差しの照りつけた所が多くなっています。台風5号が本州の東の海上を北上していて、関東以西では北寄りの風が山越えとなりフェーン現象を起こしたため、太平洋側を中心に厳しい暑さです。

15時30分までの最高気温は高知県四万十市・江川崎と埼玉県熊谷市で38.8℃、三重県桑名市で38.4℃など一部では体温を大きく上回る気温となりました。名古屋市は38.1℃、東京都心は35.9℃など、35℃以上の猛暑日は214地点に達しています。100地点以上で猛暑日になるのは、これで24日連続です。

一方で、北寄りの風が海から吹く形になった北海道の道北沿岸部や道東のオホーツク海側は気温が上がらず、稚内市は17.5℃、網走市は19.5℃と20℃にも届かない涼しさになりました。

明日12日(月)・振替休日も西日本から関東にかけては今日と同じような天気となり、暑さも続きます。

最高気温は35℃以上の猛暑日の所が多く、東京都心は35℃、大阪市は36℃まで上がる予想です。名古屋市は体温を上回るような38℃の予想で、1942年に並ぶ19日連続猛暑日になる可能性が非常に高くなっています。

台風の直撃が予想される東北は雨の割に気温が高く、蒸し暑い一日です。停電した場合に備え、保冷剤などを準備しておくと良いかもしれません。