北海道で局地的に土砂降りの雨 午後にかけて雨の範囲は東へ

今日9日(金)は北海道で雨の強まっている所があります。昼頃にかけては道央や道北を中心に、午後は道東オホーツク海側を中心に土砂降りの雨になる可能性があるため、注意が必要です。

大気の状態が不安定になり雨雲が発達

上空に寒気を伴った気圧の谷が接近し、北海道は日本海側の地域を中心に雲が広がっています。今朝は下層シア(風の流れが変化する境界線)に近い道北の上川地方で雨雲が発達していて、幌加内町の朱鞠内では9時20分までの1時間に30.5mmの激しい雨を観測しました。

北海道の南西の海上にも雨雲が見えていて、このあと昼頃にかけては道央や道南、道北で雨の降る所が多くなる見込みです。午後になると、雨の中心は徐々に道東へ移っていくとみられます。

地上付近と上空の気温差が大きくなって大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達する予想です。一時的に土砂降りの雨になり、雷や突風を伴うおそれもあります。雨が強い間の無理な移動は控え、雷鳴が聞こえたら頑丈な建物の中へ避難するようにしてください。

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