関東、東海など太平洋側で午前中から猛暑日 熱中症に最大限の警戒が必要

今日7月4日(木)は関東、東海や西日本の太平洋側で暑さが厳しくなっています。午前中から35℃以上の猛暑日の所があり、午後は体温を上回るような暑さになる見込みです。熱中症に最大限の警戒を行ってください。

名古屋は今年初の猛暑日を観測

西日本、東日本の広い範囲が暖かな空気に覆われ、特に太平洋側の上空1500m付近には+21〜24℃の最も暑い時期に流れ込むような空気が流れ込んでいます。強い日差しが加わることで午前中から急ピッチで気温が上昇中です。

11時10分までの最高気温は、全国で最も高い和歌山県新宮市で36.9℃を観測。そのほか、名古屋市で今年初めて35℃を上回る35.1℃、神奈川県海老名市で35.1℃など11地点で猛暑日になっています。

東京都心でも今年最高となる34.0℃で、猛暑日に迫ってきました。ウェザーニュースアプリ利用者向けに今の暑さについて調査を行った所、関東や東海では半数近くが「危険な暑さ」と回答するほどです。

午後は熱中症リスクが高まる

午後はさらに気温が上がり、猛暑日の所が増える見込みです。

14時の暑さ指数(WBGT)の予想では、関東の大部分や東海から西日本の平野部に熱中症リスクが高い赤色の領域が広がり、一部には最もリスクが高い紫色のエリアもみられます。

今日は16地域に熱中症アラートが発表されています。熱中症のリスクが非常に高い気象条件となりますので、屋外での運動が避けるようにし、活動の必要がある場合は適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など、最大限の熱中症対策を行ってください。

室内でも熱中症になることが考えられますので、エアコンなどで室温管理をした上で、喉が乾く前に水分補給を行うなどの対策が必要です。

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