梅雨の晴れ間の関東の空に環水平アークが現れる

今日24日(月)は関東各地で梅雨の晴れ間となっています。夏を思わせる空に鮮やかな虹色をした環水平アークが出現しました。

昼過ぎにかけてアークなどが現れる可能性あり

アークは上空高い所の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして太陽の光が屈折して色が分かれ、虹色の輝きが現われる現象です。氷の結晶の形や並び方などによって様々なタイプのアークがあり、太陽を中心として出現する位置で名前が変わります。

環水平アークは、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。水平に長く伸びる虹の帯となることから環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

関東は昼過ぎにかけても薄い雲がかかりやすく、こうした光学現象がみられる可能性があります。空の様子に注目してみてください。

※太陽を肉眼で見ると失明などのおそれがあり危険です。観察する場合は直接太陽光を目に入れないよう注意してください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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