近畿で雨のピーク 大阪市内など都市部も土砂降りの雨

梅雨前線上を進む低気圧の影響で、近畿は雨のピークになっています。昼前にかけて雨の強まる所がありますので、道路冠水や河川の増水などに警戒が必要です。

昼前まで強い雨や激しい雨に警戒を

梅雨前線が本州の太平洋沿岸に伸びていて、前線上の四国沖を低気圧が進んでいます。低気圧に向かって南から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるため周辺では雨雲が発達し、その雨雲が近畿地方を通過中です。


8時30分までの1時間には和歌山県田辺市・護摩壇山で45.0mmの激しい雨、大阪市で17.0mm、奈良市で15.0mmのやや強い雨を観測しました。大阪市は1時間雨量としては今年一番の強さです。

これから昼前にかけて断続的に活発な雨雲が通過し、紀伊半島南部では1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨。都市部でも1時間に20mm前後の強い雨の降る所があります。

8時30分時点で和歌山県に大雨警報、和歌山県と奈良県に洪水警報が発表されています。道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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