沖縄本島 昼前から再び雨強まる予想 土砂災害警戒情報が発表中

梅雨前線が停滞する沖縄で大雨となっています。明け方までかかっていた雨雲は東に離れましたが、西からは別の雨雲が接近中で、昼前から再び雨が強まるおそれがあります。

これまでに降った雨で地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害等に警戒してください。

本島南部で48時間雨量は300mm超に

沖縄では10日(月)頃から断続的に雨が降っていて、数日単位での雨量がかさんでいます。特に11日(火)から今日明け方にかけての雨量が多くなり、本島南部の南城市のアメダス糸数では48時間降水量が321.0mmに達しました。同地点としては6月の1位の値を更新しています。

これまでに降った雨で地盤が緩んで土砂災害が発生しやすくなっているため、沖縄本島には大雨警報と洪水警報に加えて、警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が発表されているところがあります。

昼前から再び雨強まるおそれ

鹿児島県沖永良部島からの投稿 ※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください
梅雨前線は明日14日(金)にかけて沖縄・奄美付近に停滞します。沖縄本島では明け方まで強い雨を降らせていた雨雲が東に去ったため一旦小康状態となっていますが、西からは別の雨雲が接近中で、再び雨が強まるおそれがあります。

この雨雲が先行してかかっている鹿児島県の奄美南部では土砂降りの雨となっています。与論町のアメダス与論島では1時間に60.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

沖縄本島でも再び断続的な激しい雨や落雷のおそれがあるため、道路の冠水や低地の浸水、土砂災害等に警戒してください。土砂災害警戒区域等にお住まいの方は自治体からの避難情報等にも留意し、危険な場所からは早めに退避するようにしてください。
動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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