5月も日本の平均気温は平年より高く 16か月連続で平年を上回る

5月の日本の平均気温は30日(木)までの速報値で平年より高く、16か月連続で平年を上回ることがほぼ確実です。6月は平年に近づく可能性があるものの、7〜8月は猛暑が予想され、高温傾向は当面続くとみられます。

ゴールデンウィーク後に一時的に寒気南下し高温傾向が緩和

都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点(※)の観測値による、5月の日本の平均気温偏差は+0.66℃でした。(30日までの速報値)

過去最高を大きく更新した4月に比べると平年に近づいたものの、これで昨年の2月以降、16か月連続で平年よりも高い気温となっています。

ゴールデンウィークが終わった後、寒気が流れ込んだ影響で全国的に気温が下がり、西日本では5月中旬にかけて平年並みかやや低めで経過しました。5月下旬は暖かな空気が優勢になり、東京都心で5月として最長となる10日連続で夏日を観測するなど、暑いくらいの日が多くなっています。

※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島

高温傾向が収まる兆しは見られず

今後、6月のはじめにかけては一時的に気温が平年を下回るタイミングがあるものの、長くは続かない見通しです。

気象庁発表の3か月予報によると、夏にかけては暑さをもたらす太平洋高気圧の勢力が日本の南で強く、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。6〜8月の3か月の平均気温は、全国的に平年より高い予想になっています。

昨年から地球規模で海面水温が高くなっているため、気温は高くなりやすい状況です。ラニーニャ現象の発生が予想されていることもあり、高温傾向は当面続くとみられます。

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