天気回復の九州でハロが出現 午後はすっきり青空に

今日13日(月)は前線が離れつつある西日本で天気が回復に向かっています。九州では太陽が顔を見せ、その周りには光のリング、ハロが出現しました。

天気回復の過程で出現したハロ

九州は前線に伴う厚い雲が抜けて日差しが戻り、上空の高い所に薄い雲が残ったことで、太陽の周辺にはハロが現れています。

ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているとき、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

この後は前線がさらに離れ、上空の薄い雲も解消していきます。それとともにハロも見られなくなり、すっきりと青空が広がる見込みです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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