西日本でハロやアークなど虹色現象 明日の天気の崩れを示唆
今日28日(日)は西日本でハロやアークなどの虹色現象の見えている所があります。明日29日(月)の天気の崩れを示唆する現象です。
明日にかけて雲が厚みを増して次第に雨となる予想
西日本の上空高い所に薄い雲が広がっていて、太陽の周辺にうっすらと雲がかかった地域では大きな光のリング、ハロが現れました。兵庫県加西市では青空の下で元気よく泳ぐ鯉のぼりとハロのコラボが見られています。
ハロは暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。
ハロは通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。光の強い部分は視野半径角22度のところに現れます。
今日のハロを創り出している薄雲は、晴天をもたらしている高気圧の後面に広がっているものです。さらに西側では前線が北上し、今後は低気圧が発生する予想となっています。
明日は九州で朝から雨が降り出し、午後には西日本の全域で雨になる見込みです。今日のハロはこの後の天気の崩れを示唆する現象と言えます。
ハロは暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。
ハロは通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。光の強い部分は視野半径角22度のところに現れます。
今日のハロを創り出している薄雲は、晴天をもたらしている高気圧の後面に広がっているものです。さらに西側では前線が北上し、今後は低気圧が発生する予想となっています。
明日は九州で朝から雨が降り出し、午後には西日本の全域で雨になる見込みです。今日のハロはこの後の天気の崩れを示唆する現象と言えます。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
04/28 13:30
ウェザーニュース