東京など20℃超で今年最高気温に 明日は北風に変わり気温低下

今日15日(木)も東北から九州にかけて気温が上がりました。東京など20℃を超えた所も多く、今年一番の暖かさです。

ただ、明日16日(金)は北風が吹き、全国的に気温が下がります。

昨日より気温が上がり春一番の発表も

日本海を進む前線を伴った低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、東北から九州にかけての広い範囲で昨日14日(水)よりも気温が上がりました。東京は12時27分に21.1℃を、徳島は13時56分に20.0℃を観測するなど、今年の最高気温を更新した所が多くなっています。

仙台は12時07分に21.1℃を観測し、2016年2月14日の20.9℃を上回って、2月としては1位の記録になりました。

また、沿岸部では南寄りの風が吹いたこともあって、北陸地方と関東地方、四国地方では「春一番」が発表されています。


一方、前線の北側で冷たい空気に覆われている北海道は気温が低くなっています。札幌の最高気温は3.5℃ですが、これは日付が変わったあと1時20分に観測した気温です。15時時点の気温は1.1℃でした。

明日は冬型気圧配置で寒気が南下

16日(金)の天気と気温

明日16日(金)は一時的に冬型の気圧配置になり、日本列島の上空には寒気が南下します。全国的に気温が下がり、特に北日本や日本海側は大幅に下がる予想です。

札幌の最高気温は−1℃の予想で、6日以来10日ぶりの真冬日になります。また、今日は20℃を超えた仙台は12℃、金沢は7℃の予想です。急激な気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。

東京都心の予想最高気温は16℃になっていますが、これは日付が変わってすぐに出る数字で、昼間は12℃ほどの見込みです。強い北風が冷たく感じられます。今日と同じ服装だと寒いので、風を通しにくい暖かい服装でお出かけください。

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