ロサンゼルス近郊で250mm超の大雨 「大気の川」による洪水に警戒

大量の水蒸気が流れ込む「大気の川」によって、アメリカ・カリフォルニア州は大雨になっています。ロサンゼルス近郊では2日間で250mmを超える大雨となりました。

7日(水)にかけて雨が続く見込み

アメリカ西海岸のカリフォルニア州などは4日(日)から活発な雨雲が次々に通過し、各地で雨が強まりました。ロサンゼルス周辺の山沿いでは雨量が多く、多い所では2日間で250mmを超える雨量を観測しています。

「大気の川」と呼ばれる水蒸気の流入は日本時間の6日(火)になっても続いている状況です。太平洋に中心をもつ勢力の強い高気圧の周囲を吹く風と、大陸から吹く風がぶつかり合う所で雲の帯が形成されていて、カリフォルニア州では7日(水)にかけても断続的に雨が降る予想です。


山沿いの地域では鉄砲水や土石流のおそれがあり、広い範囲で洪水のリスクがあるとして、アメリカの気象当局は警報や注意報を発表し、警戒を呼びかけています。

ジャンルで探す