週明けは日本海側を中心に荒天　積雪急増や視界不良に警戒

低気圧が急速に発達しながら日本海を東に進んでいます。今夜には北海道に、明日にはオホーツク海に達する見込みです。低気圧通過後の日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込みます。

明日から明後日にかけては、北海道から山陰の日本海側で雪や雨が降り、特に北陸から北日本では降り方が強まる予想です。山沿いを中心に積雪が急増し、多い所では二日間で50cm以上の新たな雪が積もるおそれがあります。

北陸は、湿った重い雪となる見通しです。能登半島地震の被災地では、損壊した建物が積雪の重みで倒壊するなどの被害が出るおそれがあります。危険な場所には決して近づかないでください。

等圧線の間隔も非常に狭く、沿岸部を中心に風が吹き荒れます。猛吹雪による視界不良に警戒が必要です。大雪や吹き荒れる風によって、各種交通機関への影響も懸念されます。

鉄道の遅延や運転見合わせをはじめ、高速道路の通行止めなどが発生するおそれがありますので、外出前に最新の情報を確認し、無理な移動は控えるようにしてください。