台風14号は低気圧に変わりながら日本へ 週後半は全国的に大荒れか

強い勢力の台風14号(チャンスー)は、14日(火)9時現在、東シナ海でほとんど停滞しています。

16日(木)朝までは同じような場所で停滞を続ける見込みです。16日(木)午後になると上空の気圧の谷と一体化するような形で東に動き始め、温帯低気圧に性質を変えながら日本海方面へ向かう予想で、西日本から北日本の各地で大荒れとなるおそれがあります。

▼台風14号 9月14日(火)9時
 存在地域   東シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

東シナ海付近で停滞後は東に進む予想

台風14号を移動させる風が弱くなり、北側には高気圧があって行く手を阻まれるため、このあとも16日(木)頃までは東シナ海でほとんど停滞する予想です。停滞中はだんだんと勢力が落ちていくとみられます。

その後、週後半になると、上空の偏西風に乗って東寄りに向きを変え、日本海方面に進む可能性が高いとみられます。ただ、予報円が大きく、進路や速度については不確実性が高い状況です。

現時点の予想では、温帯低気圧に性質を変えながら17日(金)頃に対馬海峡付近を通過して日本海に進み、18日(土)頃には前線を伴って北日本に接近する予想です。

低気圧に変わっても強い雨風に警戒を

18日(土)朝までの12時間予想雨量

台風から温帯低気圧に変わったとしても、油断できません。勢力は維持もしくは再発達して強まる見込みです。温帯低気圧に性質が変わると、強風の範囲はむしろ拡大。全国の範囲で風や雨が強まるおそれがあります。

低気圧や前線通過時には激しい雨が降り、交通機関に影響が及んだり、停電が発生するほどの強風が吹き荒れるタイミングがあるので警戒が必要です。

台風の動向によって影響が出始めるタイミングや、影響の及ぶエリア、雨風の強さが変わるため、こまめに最新の情報を確認するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風14号の名前「チャンスー(Chanthu)」はカンボジアが提案した名称で、花の名前からとられています。

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