総雨量が400mm超の所も 西日本は10日(土)まで大雨に警戒が必要

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本から東日本の広い範囲で雨雲の発達しやすい状況です。夕方になり活発な雨雲は幾分減ってきました。それでも中国地方から近畿地方で雨の強まっている所があり、雨雲は東海や関東甲信にまで広がっています。

17時30分までの1時間に岡山県鏡野町・恩原で30.0mm、広島県北広島町・王泊で22.0mm、島根県邑南町・瑞穂で19.0mm、兵庫県・生野で15.5mmの雨を観測しました。

鳥取県内は記録的な大雨

鳥取県倉吉市の雨量

降り始めからの雨の量は特に鳥取県で多く、17時の時点で鳥取市・鹿野で442.0mm、倉吉市で379.0mm、大山町で335.0mmに達しました。倉吉市は72時間雨量として観測史上1位を更新、7月1ヶ月に降る雨の約2倍がわずか3日間で降ったことになります。

中国地方の各地では断続的な激しい雨によって土砂災害の危険度が高くなっていて、17時30分時点で広島県、岡山県、島根県、鳥取県、兵庫県に土砂災害警戒情報が発表中です。

明日は九州で最も警戒が必要

9日(金)昼の雨の予想

明日9日(金)は西から流れ込む非常に湿った空気の影響を受けやすい九州で最も雨が強まり、局地的には1時間に60~80mmの非常に激しい雨の降るおそれがあります。広島県や山口県などの中国地方西部でも雨雲が発達しやすく、風の条件などによっては四国の瀬戸内側から近畿まで活発な雨雲が広がる見込みです。

すでに多い所では200~300mmの雨が降って地盤の緩んでいる所があります。一時的な雨の強まりをきっかけに土砂災害が発生してもおかしくありません。引き続き急な斜面や増水した川に近づかないでください。

10日(土)にかけても気圧配置に大きな変化がなく、西日本を中心に大雨の続くおそれがあります。短時間の激しい雨による冠水や、総雨量の増加による土砂災害、河川の増水・氾濫などの危険性が高まりますので、厳重な警戒が必要です。

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