広島など土砂災害に厳重警戒 午後は静岡・熱海周辺も強雨のおそれ

今日8日(木)は停滞する梅雨前線の影響で、引き続き大雨のおそれがあります。広島など中国地方、近畿地方の雨は少し落ち着いているものの、土砂災害の危険性が高い状況となっていますので、警戒が必要です。

中国から近畿で土砂災害の危険度高い

昨夜から未明にかけて中国地方や近畿地方に激しい雨を降らせた雨雲は、ピーク時に比べると幾分弱まってきました。それでも所々に活発な雨雲が見られ、強い雨を降らせています。

10時までの1時間に香川県高松市・香南で26.0mm、山口県美祢市・秋吉台で14.0mmの雨を観測しました。12時間の雨量では広島市で196.0mm、竹原市で182.5mmなど広島県で特に多くなっています。

10時時点で鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県に土砂災害警戒情報が発表中です。また、広島県三原市では河川が氾濫したため、一部の地域に警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されています。

午後は雨の範囲が拡大 熱海周辺も強雨のおそれ

8日(木)午後の雨の予想

午後にかけては雨の範囲が拡大し、東日本にも活発な雨雲が広がる見込みです。土石流災害が起きた静岡県熱海市など東海から関東南部でも一時的に雨の強まるおそれがあります。災害の復旧作業などを行っている場合は、二次災害の発生に警戒が必要です。

中国地方も引き続き雨雲が発達しやすく、雨が一度小康状態になっても油断は出来ません。急な斜面や増水した川に近づかないでください。

また、西から進んでくる気圧の谷の影響で、今日の午後からは九州に非常に湿った空気が流れ込みやすくなります。地形の影響を受ける山沿いを中心に雨雲が発達し、局地的には激しい雨が降る予想です。

明日9日(金)以降は九州が大雨の中心に

予想積算雨量

九州では明日9日(金)から10日(土)にかけても暖かく湿った空気が九州に流れ込みやすく、特に九州の東シナ海側は断続的に激しい雨が降って、雨量が増加するおそれがあります。

10日(土)夜までの雨量は九州の多い所で200mm前後を予想しています。線状降水帯の形成や地形の影響などで、局地的にはさらに雨量が増えるおそれもあります。

短時間の激しい雨による冠水や、総雨量の増加による土砂災害、河川の増水・氾濫などの危険性が高まりますので、厳重な警戒が必要です。

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