阪大教授らが杉田水脈議員を名誉毀損で提訴 「研究内容が捏造」とツイート

名誉を傷つけられたとして杉田衆院議員に対する訴訟を起こす大阪大院の牟田和恵教授(中央)ら=12日、京都市中京区

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員からツイッターなどで研究内容を誹謗中傷され名誉を傷つけられたとして、大阪大大学院の牟田(むた)和恵教授ら4人の女性研究者が12日、杉田氏にツイッター投稿の削除と損害賠償計約1100万円などを求める訴訟を京都地裁に起こした。
 原告らの研究グループは平成26~29年度、日本学術振興会の科学研究費助成を受けて研究を実施。訴状によると、杉田氏は30年3~7月、自身のツイッターや出演番組などで、慰安婦問題などを扱う原告らの研究を捏造だと述べたり、原告らが開いたシンポジウムについて「活動家支援に科研費を流用している」と発言したりして名誉を傷つけたとしている。
 牟田教授らは京都市内で記者会見し「影響力を持つ国会議員が個人を名指しして攻撃するなど言語道断。学問の自由への介入だ」と訴えた。
 一方、杉田氏の事務所は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

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