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和歌山県警警視自殺を公務災害認定 3カ月で休み2日、超過勤務は200時間超え…周囲に「仕事のプレッシャーある」

 平成27年秋に和歌山県で開かれた国体の交通規制などの統括責任者を務めていた県警警備部の男性警視=当時(54)=が同年8月、自宅で自殺したのは、長時間労働によるストレスが原因だったとして、公務災害に認定されていたことが13日、県警への取材で分かった。
 県警によると、警視は国体や同年夏の全国高校総体に向けて、交通規制や交通整理の人員配置計画の作成に従事していた。自殺前の同年6、7月の超過勤務はそれぞれ200時間を超えていた。
 同年5月以降の約3カ月間で休みは2日しかなく、周囲には「仕事にプレッシャーがある」などと漏らしていたという。
 同年8月16日に自宅で亡くなっているところを家族が発見。遺族が地方公務員災害補償基金県支部に公務災害を申請し、昨年11月に認定された。残業時間はほぼ正しく申請されていたという。
 県警厚生課は「二度と起こしてはならない。心身ともに健康に働ける職場環境をつくっていきたい」としている。