新型肺炎、父から感染か 中国男性、武漢の実家滞在…濃厚接触

 中国中部の湖北省武漢市で発症が相次ぐ原因不明のウイルス性肺炎が国内で初めて確認された問題で、感染した中国人男性の武漢に住む実家の父親も発症し、帰省していた男性が生活を共にするなど、濃厚接触していたことが16日、分かった。厚生労働省は人から人に感染した疑いが強まったとして、詳しい状況を調べている。
 感染したのは、武漢に滞在後、日本に帰国した神奈川県在住の30代男性。中国で検出されたものと同じ新型コロナウイルスが確認された。
 関係者によると、武漢市在住の父親も新型肺炎を発症。男性が帰国するまでの間、実家で父親と生活するなど濃厚接触していた。
 患者の多くは武漢市の海鮮市場の関係者とされるが、厚労省によると、男性は市場に立ち寄っていないと説明しているという。一方、男性の同居家族を含め国内で二次感染が疑われる患者は出ておらず、厚労省は「感染拡大の可能性は低い」とみている。

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