大阪万博、次なる目玉は「プロレス開催」報道…SNSにあふれる失笑「木下サーカスも呼ぶか」

ミャクミャクも大活躍(写真:つのだよしお/アフロ)

 

 開催まで残り300日を切った「2025年大阪・関西万博」。その会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)で、プロレスの試合が開催される計画があることを、6月23日に「東スポWEB」が報じている。

 

「東スポによると、万博開催期間中(25年4月13日から10月13日)の5月6・7日に、大阪市内を中心に活動する『大阪プロレス』が万博会場内の『EXPOアリーナ』でおこなう予定で、6月23日の『大阪城下祭』で大阪プロレスのエース兼社長のゼウスが公表したそうです」(スポーツ担当記者)

 

 

 記事では「1万人規模の観客をどう盛り上げようかと考えるとすごいプレッシャーも感じています」「プロレスと音楽の複合イベントのようなものもいいのかな」などゼウス氏の発言も紹介している。

 

「まだ内定段階のようですが、ゼウス社長が明言しているので、実現度は高いのだと思います。万博はパビリオン工事の遅れ、乗客を乗せた空飛ぶクルマの商用飛行の一部断念、大阪府内の小中高生の無料招待をめぐるゴタゴタなど、悪い話ばかり注目されていたので、明るい話題が提供されることは万博協会にとっても望ましいのではないでしょうか」(同)

 

 しかし、大阪府民からは「話のネタが、プロレスと吉本興業の『よしもと waraii myraii館』、スペシャルサポーターになったNMB48、くまモンというのも、なんか寂しいなあ」という声が聞こえてくる。

 

 Xでも、

 

《吉本興業とか大阪プロレスが無いとろくに成立せえへん万博って何やねん》

 

《万博っていったいなんなん?よく分かんなくなってきましたわ》

 

《いよいよ、なんでもありになってきたな。これはホンマに万博なのか》

 

《次は、木下サーカスも呼ぶか》

 

 などツッコミの書き込みがあふれていた。

 

 朝日新聞が2859人に「万博に行きたいですか?」とアンケートをおこなったところ、81%が「行かない」と回答、大阪の読者に限定すると62%が「行かない」という回答だったと、6月9日に報じている。

 

 万博協会は期間中、2820万人の来場者を予想している。今後も「万博の目玉」が次々と出てくることに期待したい。

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