「ジャイアン超え」「道幹部の隷属もひどい」“パワハラ”長谷川岳議員、今度は「祝電催促メール」発覚

4月6日、自身の言動について取材に応じ、釈明する長谷川岳議員(写真・時事通信)

 

 渦中の“パワハラ議員”に、また新たな問題が発覚した。

 

 4月19日、北海道は、自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が参院特別委員会の委員長に就任した際に、組織的に祝電を送っていたことを明らかにした。

 

 

 2023年10月、長谷川議員の委員長就任が決まると、道の東京事務所から道庁の各部局に「長谷川議員に対する部長職からの祝電」について確認するメールを送付。そうした「催促メール」は複数回におよび、知事や幹部職員29人が議員に祝電を送ったという。鈴木直道知事は祝電費用604円を公費で支出したが、知事以外の職員は私費で賄った。

 

 祝電を催促するメールには、「配達台紙をリボンで統一」「明日の午前中に長谷川事務所に届くように手配を」など、細かな対応を求める内容もあったという。道の総合政策部次長は、「これまでの議員とのやり取りで、職員が委縮する場面があって、統一してまとめて祝電を送った方がいいだろうと」と、祝電のとりまとめをおこなった理由を説明している。

 

 長谷川岳議員をめぐっては、異様ともいえる「特別扱い」が次々と明らかになっている。

 

 副知事など北海道の幹部が、政策などの「説明」で議員の東京事務所に出張した回数は、2023年の1年間だけで70回、費用は約550万円にもなった。

 

 札幌市も、議員への「説明」のため2023年6月からの10カ月で、職員が26回も出張していたことを明らかにしている。

 

 道内のある自治体では、役職に就いた職員が東京の議員にあいさつに訪れる「面通し」という習慣があり、挨拶をしなかった職員は議員に話をきいてもらえなかったり、出入り禁止になったりすることもあった。

 

 国の予算成立時には、道の幹部が議員にお礼の「一斉メール」を送っていたことも明らかになっている。

 

 また札幌市の会合で、議員が「あんたから、ありがとうも、クソも、メールもない! ありがとうもない! 結果もない! 誰が、おまえは、って感じだよね?」と、職員を激しく叱責する音声データも公となっている。

 

 あまりの“やりたい放題”ぶりに、SNSでは

 

《人間としての本質が露呈していて、とても国民のために働く議員としての資質は感じられない。何故当選してるの?》

 

《ジャイアン超え》

 

 など、あきれる声があふれかえっている。それだけでなく、

 

《北海道、何だコレ!? 長谷川某の下卑た素性も酷過ぎだが、それに跪いて幇間しちまってる道幹部連中の隷属ぶりも輪をかけて酷い》

 

《異様だわ。忖度する道庁も、受け容れる長谷川もも。そして今頃知ったことになってる知事も》

 

 など、北海道や札幌市に対する対応に疑問を呈する声も少なくない。

 

 威圧する側も、忖度する側も、「不適切」であったことは間違いない。

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