岸田首相の“呆れた答弁”に国民が激憤!在職日数は田中角栄氏と並ぶも、評価は低く

笑顔を見せる岸田文雄首相

 

「毎日の積み重ねであるため、在任期間の長さについては特段申しあげることはありません」

 

 3月7日、首相在職日数が886日になり、戦後歴代9位の田中角栄元首相と並んだ岸田文雄首相。6日午後7時、官邸で記者団から感想を聞かれるとこう答えた。

 

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は7日に出演した『ひるおび』(TBS)で「岸田首相は(首相が会長だった)宏池会を作った池田勇人元首相の1575日を超えたいのだと思います。ただ、(在任が)長ければいいってものではなく、何をやったかが問われるんですけどね」と語った。

 

 

 ネット上には、岸田首相への辛辣な声が止まない。

 

《在職日数だけにフォーカスすれば戦後歴代9位かもしれませんが、その中身は史上最低クラスですね》

 

《在職何日であろうが関係ない 総理大臣は何を成し遂げたかが成果であり尊い》

 

《支持率23%、不支持率74%で、国民の大多数から支持されていない人間が何故日本のトップに未だに居座っていられるのか本当に不思議》

 

 そうしたなか、6日には国民をますます呆れさせる国会答弁があった。

 

「参議院予算委員会は、相変わらず自民党の派閥政治資金問題が取り上げられました。国民民主党の舟山康江議員が『(裏金を)自己資金の一部と認識していたとの議員の発言もある。申告納税を促すべきだ』と迫りました。

 

 これに岸田首相は『政治資金収支報告書の訂正が行われている』と前置きをして、『政治家の関連政治団体が派閥から政治資金を受け取る行為に法人税の課税関係は生じない』『議員個人で受領した例を確認できていない以上、納税を促す対応は今は考えていない』と、政治資金パーティー収入の還流分を政治資金収支報告書に記載しなかった議員に納税を促すことはないとの考えを示したのです」(政治担当記者)

 

 これにはSNSでも、

 

《我々国民がなぜ、このような税の不平等さを、甘受しなければならないのでしょうか?》

 

《国民に身を切るような事を押し付けるけど、自身や自民党の裏金議員には手厚い対応》

 

《自分たちは税金払いたくないのに国民には増税・増税・増税》

 

 など、激憤の書き込みがあふれていた。

 

 永田町関係者は「岸田首相は本気で今年9月の総裁選で再選を狙っています。そのため裏金議員たちに“貸し”を作っているのです」と解説する。そうだとしたら、あまりにも国民は舐められている。

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