「参列見送り」の岸田首相、そもそもエリザベス女王の国葬に招待されていたのか? 外務省に聞いてみた

 

 天皇、皇后両陛下は9月17日、東京・羽田空港から政府専用機で英国へご出発。19日に、ウェストミンスター寺院で執りおこなわれるエリザベス英女王の国葬に参列する。

 

 エリザベス女王の国葬参列については、岸田文雄首相の動向も多く報じられた。

 

「9月13日、『岸田首相が、国葬への参列を見送る方針を固めた』という旨が報じられました。女王の逝去直後、日本政府内では岸田首相の訪英論が浮上し、首相本人も参列を検討していたとも報じられていますが、英国からの招待状は2人分ということで、天皇、皇后両陛下が参列される方向になったのです。

 

 

 しかし、招待状が両陛下への2通ならば、そもそも岸田首相は招待されていないはず。あたかも、参列の予定があったかの報道に、“見送るとは?”という疑問がわき上がっています」

 

 そもそも、岸田首相は国葬に招かれていたのだろうか。本誌は、外務省大臣官房報道課に質問状を送付した。

 

――エリザベス英女王の国葬への「参列見送り」と報じられましたが、もともと天皇皇后両陛下が英国から招待されていたのではないのでしょうか?

 

「このような報道があったことは承知しておりますが、岸田総理がいったん参列する方向で検討していたがこれを見送ることとした、とは承知しておりません」

 

――2人分の招待状なのに、なぜ岸田首相は、「参列を検討」していたのでしょうか?

 

「今般のご訪問は英国王室の招待を踏まえ、英国王室と我が国の皇室とはかねてから親しいご関係にあり、ことにエリザベス女王は70年に及ぶ在位の間、昭和天皇、上皇陛下、天皇陛下と三代にわたり、ご交流されてこられました。

 

 また、令和になってからも新型コロナウィルスの関係で延期となっておりましたが、女王陛下ご自身より、天皇皇后両陛下の英国ご訪問のご招待をいただいていたことなど、さまざまな要素を勘案して、政府として両陛下に女王陛下の国葬へのご参列をお願いすることにしたものです」

 

 もともと招待が2人分だったのか、ということについては「英国との関係もあるので差し控えさせていただきたいと思います」という返答だった。それにしても、岸田首相はつくづく「国葬」という言葉に振り回される人物だ。

ジャンルで探す