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アベノマスクに引き取り希望「2億8000万枚」安倍元首相はご満悦もSNSでは「国民が尻拭い」と怒りの声

保管されている大量のアベノマスク(写真・時事通信)

 

 1月27日、安倍晋三元首相は、布製の “アベノマスク” について、在庫7900万枚に対し、引き取り希望が2億8000万枚ぶんあったことを明かした。

 

 2020年の配布当時から、サイズの小ささや効果の薄さが指摘され、「税金の無駄遣い」と批判を浴びていた “アベノマスク”。2021年12月には、引き取り希望者を募ったのち、余ったマスクを2021年度中に廃棄する方針が岸田首相から発表された。過去にかかった保管費用は6億円以上、昨年おこなわれた再度の検品費用は21億円にのぼっている。

 

 

 安倍派の会合に出席した安倍氏は、自分から布マスクの話題を切り出した。「通称、別の名前がありますが、私が言うとそこだけ切り取られるので言いません」とひと笑い取ったのち、「これを廃棄するという決定があったのですが、28日までの締め切りで希望者を募ったところ、2億8000万枚の希望がありました」と笑顔で語った。

 

 アベノマスクには需要があったとアピールしたかったのか、「もっと早くやっておいていただければよかったのかな」と、岸田政権への嫌味を言うことも忘れなかった。

 

 だが、SNSの反応を見るに、安倍氏の捉え方と人々の受け止め方は違うようだ。

 

《国民が尻拭いしてるだけですよってこと理解してほしいね》

 

《よくもまあ、自信の手柄のように楽しく話せるな。無駄金を使わせないように国民が必要ない物をリサイクルしてるのに、さも人気で足りないと言いたいのか》

 

《安倍さんご満悦だけど、マスクとしては使えないし税金が無駄に使われた事を忘れてはいけない。それに今回また人件費や送料かかるんだから》

 

「安倍氏はご満悦のようですが、今回希望者が殺到したのは、マスクに人気があったというより、日本人の “もったいない精神” によるところが大きいとの声も上がっています。

 

 実際、マスクとして利用するとの声だけでなく、単なるガーゼにしたり、赤ちゃんのよだれかけにリメイクしたり、かいわれ大根を育てたりと、使い道を模索する声も目立ちます」(政治ジャーナリスト)

 

 安倍政権時代の “負の遺産” は、ようやくゼロになりそうだ。

 

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