【大人の日帰り温泉】茨城県五浦温泉「五浦観光ホテル」 絶景なり!断崖露天

震災後に新設された貸し切り露天風呂も源泉かけ流し。ほてった体に海風が心地いい

 いよいよ本格的な秋の到来に、温泉カメラマンの大黒敬太氏はテンションが上がりっぱなし。今回は崖の上から太平洋を一望できる宿の、貸し切り露天風呂を訪れました。

 とうとう東京がGo To キャンペーンに追加されましたね。10月に入ってやっと本格的な秋も訪れて、温泉もベストシーズンに入りました。ジィ~ッと自分の熱さ耐性のプチ限界まで我慢して湯につかった後、風呂の縁で極寒とまではいかない冷たい風で涼む入浴スタイルがマイブーム。思い浮かべただけでワクワクが止まりません。

 今回ご紹介するのはちょっと走れば東北の玄関口、福島県境に湧く茨城県の五浦(いづら)温泉です。こちらの温泉地は初日の出の人気スポットで、海岸線に高さ50メートルもの断崖絶壁が続き、「日本の渚百選」にも選ばれている景勝地。その美しさから、明治時代に近代日本美術の発展に大きな功績を残した岡倉天心が晩年に居を構えて、横山大観や菱田春草らを呼び、後の大きな結果を残したことでも知られています。

 その天心邸の敷地のすぐ隣の断崖上に立つのが「五浦(いつうら)観光ホテル」(もともと「いつうら」の地名が、いつしかなまって温泉名「いづら」になったとか。ホテルは創業時から「いつうら」)。

 館内のロビーや客室から望む景色は絶景。9年前の東日本大震災で津波の被害を受けましたが復興し、その時に浴舎も新しく造り直して、貸し切り露天も新設。今回はその貸し切り露天が日帰りでの利用もできるとのことで訪れてみました。

 写真は2か所ある貸し切り露天の一つ「椿の湯」。入浴料が1人1000円に貸し切り料金が45分間2200円でカップルや家族で楽しめるものです。自家源泉を所有していて、この他にある男女別の大浴場を含めて全ての風呂が源泉かけ流し。湯船の底にビッシリと沈殿する湯の花を見ても分かるように良質な湯が魅力です。

 またうれしいことに貸し切り風呂を利用した後も男女別の大浴場を利用できます。雅(みやび)な雰囲気の貸し切り露天も十分価格に見合うものですが、男女別の大浴場に付帯する露天風呂は圧巻の景色。

 ちなみに風呂の底の湯の花の量から判断すると、源泉井戸→露天風呂→大浴場(内湯)→貸し切り露天、というのが風呂に湯の流れる順かも。同じ源泉のかけ流しでも湯の違いがわかるはずなので、温泉マニアにもオススメです。

【五浦温泉 五浦観光ホテル 別館大観荘(べっかんだいかんそう)】
 ◆茨城県北茨城市大津町722
 ◆日帰り入浴=大人1000円(税別)+貸し切り風呂45分2200円(11~15時、18時~22時45分。15~18時は宿泊客専用)
 ◆風呂=露天は貸し切り2男1女1、内湯は男1女1
 ◆泉質=ナトリウム・カルシウム塩化物泉
 ◆宿泊=1泊2食付き1万円~
 ◆問い合わせ=℡0293・46・1111
 ◆交通=車は常磐自動車道・北茨城ICから約15分、電車はJR磯原駅からタクシーを利用(約15分)

【モデル=釘町(くぎまち)みやび】グラビアアイドル、ユーチューバーアイドル「めたもるふぉーぜ」として活動中。最近始めた、温泉や足裏の動画投稿は要チェックだ。

 ☆おおぐろ・けいた 日本全国を読者モデルを連れて温泉行脚中。自身が手がけた、ちょっぴりエッチな温泉本は50冊あまり。ファン待望の最新刊「令和の温泉 混浴大図鑑」が発売中。ユーチューブで動画「温泉美人」も無料配信中。

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